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 約40億年前には、この地球上に現在の生物の祖先につながる初期生命体が出現したと考えられ、光合成能を持つ植物は、大きく変動する地球環境の中で、多細胞化し、地上に進出して特有の機能を獲得し進化してきました。21世紀を迎え、植物の優れた機能をバイオテクノロジーなどの新技術によって利用しようとするニーズが急速に高まっています。
 私たちは、エネルギー獲得・保存、環境ストレスに対する適応・耐性、遺伝子発現制御など植物細胞の基本的な営みのナゾ・疑問を、分子レベルで生理現象と関連させながら、科学的な態度で理解しようとすることが必要だと考え、その考えに沿って、教育・研究を行いたいと考えています。特にDNA解析手法を取り入れ、遺伝子情報から生理機能に至る生物情報の流れを念頭において、新しい植物分子生理学の研究分野の進展に寄与していきたいと考えています。

突然変異体の解析
形質転換手法の利用

塩基配列の決定